海と劇場、ときどき本棚

2018年の7月に爆誕した何をするのかを模索しつづける会社「ひとにまかせて」代表のブログです

「人生これからどうする?!会議」の帰り道に考えたこと

清澄白河にあるリトルトーキョーというイベントスペースで「人生これからどうする?!会議」に参加してきました。 www.facebook.com 勉強家の兼松佳宏さん、LITALICO発達ナビというwebメディアの編集長だった鈴木悠平さん、日本仕事百貨でイベントの企画をして…

途中で帰ったワケ

生まれて初めて公演の途中で劇場を出ました。 www.circodesastre.com 「仕立て屋のサーカス」というライブパフォーマンス。 以前から少し気になっていたもののタイミングが合わなくて。 今回、初めて見に行けたので楽しみにしていました。 お芝居でもダンス…

【てがみ書店ができるまで 3】中身を見ずに本を買った

下北沢のワンブロックから棚が借りられる本屋のアンテナショップで棚を借りたものの、やりたいことは本を売ることじゃないのではと思ってしまってところから、今回の話は始まります。 blog.hitomakase.com 棚を借りることにしてそこでなにをしようか、考える…

【てがみ書店ができるまで 2】そもそもやりたいことは本屋なの?

つい勢いで本棚ワンブロックを借ります!って言っちゃったのが前回ですが、 今回は言っちゃったけどどうしようっていうお話です。 blog.hitomakase.com 本は好きですし、本屋巡りも好きでした。 けれど、前回のブログにも書きましたが「モノを売る」ことには…

【てがみ書店ができるまで 1】 ぼくも借ります!

てがみ書店というサービスをリリースします。 書店という名前ですが扱う商品は書籍ではなく、好きな本への愛情を綴った「てがみ」というなんだかよくわからないお店。 blog.hitomakase.com サービスの内容だけだとよく分からいひとも多いのではと思い、てが…

てがみ書店オープニングイベント

このたび、下北沢にある、本屋のアンテナショップBOOKSHOP TRAVELLER さんで「てがみ書店」というプロジェクトをスタートします。 書店という名前ですが本は扱いません。販売するのは「本について書かれたてがみ」です。やりたいことは「本」をテーマにした…

新しい景色

下北沢といえば演劇の街で。 いちおう、演劇業界の端くれで生きている人なので下北沢にはかなりの頻度で足を運ぶ。 もう30年くらいになる。 数年前から小田急線の下北沢駅が地下に潜る工事が始まり、駅からの景色が少しずつ変わっていった。 駅前劇場という…

演劇とドローン

先日、水中ドローンの説明会に参加していろいろと調べているうちに普通のドローンにも興味が出てきました。 水中ドローンは業界ないでもまだまだという感じなんですが、ドローンはそれなりにジャンルとして成立しつつある感じです。都内でも何校かドローンの…

猥雑で薄汚れた、だからこそキラキラした世界

仕事柄、世の中では有名な俳優さんや演出家、作家さんに会うことがよくあります。 そんな話をすると羨ましがられることも多いのですが、ぼくにはそういう感覚があまりよく分かりません。 もう少し言うと「ファン」という存在そのものがあまりわからないので…

当初の目的を見失う

水中ドローンの講習会を受けてきました。水中ドローンは、リモコンで水中を動かせる小型の無人艇です。 それはそれとして… 触ってみてとても面白くて、とはいえ趣味で買うには少しお高くて。 なんか仕事として運用できないかなあとリサーチしてました。 最近…

買い物しようと街まで出かけて、財布は持っていたけどそのまま引き返した

あるものを買おうと思った。一番近いお店が新宿だったので出かけた。 電車を降りて駅ビルのエレベーターに乗った。 平日の昼間だけど駅ビルは賑やかで、着飾った人たちで溢れかえっていた。 不意に、なにか自分がここにいてはいけない感覚におそわれた。 エ…

すごいのぼくじゃなくてぼくに仕事を振ってくれる人

演劇界的にはそこそこ有名な劇団とか演出家さんともお仕事している。 自分に直接仕事が降りてきているのではなく、他の照明デザイナーさんからオファーを受けて、本番メンバーの一員として関わるのがほとんど。 照明業界外のひとから、そういう大きな作品に…

空は、

空はこんなに蒼いし、 川面はこんなのおだやかなんだけど、 理念や目的が共通でも、ライフスタイルが違う人とは一緒に戦えないのか。 ぼくが着る服は自分で決める。 ぼくのふるまいは自分で決める。 個よりもチームといいながら、チームは結局誰かの個の押し…

観客論

「面白い」ってなんだろうとか「エンタメ」ってなんだろうとか、なんか考えちゃう今日このごろ。そしてお客さんが期待するものを提供するのか、想像を超えるものを見せるのか。演劇の面白さってどこにあるのかも考えてしまう。 押し付けになるのはいいことで…

よく勘違いされるのですが、

アウトドアなひとと思われるのですが、ぜんぜんそんなことはありません。 ゴリゴリのインドア派です。 テントとか寝袋とか持ってないし、そんなので寝たくありません。 壁と屋根がある場所でしか夜を過ごしたくありません。 友達多そうとか人付き合いうまそ…

いちばん稼いでいたのは30代前半です

こんな記事がちょっと話題になってるようです。 マンガ家になろうとしたときに周りのひとから否定的な意見を言われたことについてのコラムです。nlab.itmedia.co.jp 否定的な意見を言う人の感覚もわからないではないなあとも思うし、「プロ」と言ってもピン…

リハーサル映像公開してます

ゴールデンウイーク、何それ?って感じで劇場に籠もっています。 「即興演劇」(インプロ)というその場で物語を作る、少し変わった作品。 主催、製作サイドの考え方なんですが、演劇作品って内容がわかるような情報を出すのを嫌うところが多いのです。 作品…

絶対に自分に向いてないと確信できる場所で暮らしていること。そして幸せなこと。

身体を動かすことは好きではないし、手先が不器用で根気がないのでなにかを作ることに向いてない。 人見知りでわがまま。 友達と旅行に行くと喧嘩別れするし、チームで動くのはキライ。 なのに、ひとりではできなくて、汗をたっぷりかかないとできない、舞台…

はじめて、

はじめて、 キスしたときの大好きな彼女の体温や匂いをハッキリと覚えている。 ホコリ臭い小さな劇場でお芝居を見たときの驚きと熱も。 友達とふたり、海辺で夜明かししたときに話したことを覚えている。 マストのテッペンで360°、海しかない景色を見たとき…

忘れてなかった

写真がそれほど得意ではないので、特に20代のものはほとんど残っていない。 偏屈でプライドばかり高くてそれでいて臆病で。 そんな20代だった気がする。 帆船に乗るようになって人に写真を撮ってもらうことが多くなった。 とはいえ、アルバムに丁寧に並べる…

世界一と出会った日

受験する大学を決めるタイミングでやりたいことなんてわからなかった。 将来、どんな仕事をして、どんな人になりたいのか、具体的に想像することなんてできなかった。 だから、「日本一、いろんな人に出会えそう」という基準で大学を選んだ。 そして案の定、…

言葉のちから

先日のブログで、ある航海に一緒に乗ったテレビ局のディレクターさんが、参加者よりも新人乗組員のほうがドラマになると言われたことを書きました。 同じ体験でも視点が変わるとまるで違う物語になるんだなあと、いまさらながら考えさせられました。 blog.hi…

小さい男

私もちゃんと就職できずにフラフラ生きて会社でまともに働いた経験がなかったから、このコンプレックス抱えて生きていくんかーと思ってたけど、でも、別の形で昇華される日が来るかもしれないとも思ってる。 https://t.co/nVU5IiR6Zr — たっつん図解イラスト…

物語のプレゼント

(この記事は4年前に書いたものを元に書き直したものです) 7年前に「自分の本をつくる」という講座を受けました。 freedom-univ.com 自由大学という社会人向けに少し変わった視点の学びの場を提供している団体の授業のひとつで、本を出したいと思う人たち向…

「なぜ?」という問いかけが意味をなくす人生

たまたまだけどふたりの芸人さんについての記事を続けざまに見た。 共通するのは「なぜ」そういう生き方を選んだのかという問いかけが全く意味をなさない人生を生きていること。 何に対しても「なぜ」に捕らわれてしまうぼくたちとは、まるで違う次元を生き…

海と物語#003  大西洋を渡った夏の話

突然ですがイベント開催します。 ぼくが2000年に参加した大西洋横断航海についてお話するトークイベントです。 ぼくの人生や世界観がある変わった夏ことを話ます。 海と物語#003 大西洋を渡った夏の話 4/26、19時30分から。 参加希望のかたは info@hitomakas…

スペインでは雨は、

先日、舞台の仕事でリハーサルを見に行って、ミュージカル映画「マイフェアレディ」のナンバー「スペインの雨」を久しぶりに聴きました。 1964年のこの映画はまだ階級社会の雰囲気が強い当時のイギリスが舞台にした、言語学者のヒギンズ教授がひょんなことか…

ドラマはどこにあるのか

3月の後半から2週間、帆船みらいへにサポートクルーとして乗船してきました。 「みらいへ」は日本で唯一、一般の人が乗船して帆船での航海を体験できる船です。 www.miraie.org 2週間の間にはいくつかの航海がありました。 3時間だけの短いものから4泊5日の…

ただの硬い石

舞台照明業界って、ぼくが入った頃はとても古い体質のところで、怒られて育つのが当たり前みたいな感じで。 いまはもうそれじゃあやっていけないのでかなりソフトになった。 ぼくくらいの年代を境に男女比が逆転して、いまは圧倒的に女性が多くなったのも雰…

非構成的エンカウンターグループ

二週間ほど帆船で暮らしていたのでブログが書けませんでした。 船で暮らすのはぼくにとっては完全に日常から切り離された時間なので、普段できることができなくなる。 時間がないとか体力的にキツイとかそういうことじゃなくて、日常を持ち込みたくない時間…